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    <title>建築あれこれ（コラム）</title>
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    <updated>2008-01-30T13:43:48Z</updated>
    <subtitle>MOBI建築・都市研究所 代表者・辻谷英樹が建築について思うことをつづったコラムです．</subtitle>
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    <title>ふたたび水辺の整備</title>
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    <published>2008-01-30T13:35:37Z</published>
    <updated>2008-01-30T13:43:48Z</updated>
    
    <summary>釧路で建築設計をしている仲間の集まり「月曜塾」の総会・新年会が１月２８日にありま...</summary>
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        <name>辻谷</name>
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        <![CDATA[釧路で建築設計をしている仲間の集まり「月曜塾」の総会・新年会が１月２８日にありました．新年会でお酒を飲むとあって，今回私は全日空ホテルに宿泊したのですが，画像は朝，客室の窓から撮影した釧路川河口右岸の様子です．釧路はもともとあまり雪のない街ですが，今年は特に雪が少ないのがおわかりいただけると思います．
<img alt="釧路川河口" src="http://www.mobi-archi.com/blog/images/wf01.jpg" width="450" height="338" />
右側一番手前の中央にガラスのアトリウムがある建物が「釧路市観光国際交流センター」で，その奥のレンガ色の建物が昨年「宮脇檀の住宅展」の会場ともなった「道立釧路芸術館」です．そして，河口では現在，水深を深くする浚渫（しゅんせつ）工事が進められているのが見えます．ここに震度６弱の地震でも崩壊しない<strong>「耐震旅客船ターミナル」</strong>を建設し，さらには周辺の緑化も図られる工事が進められているのです．新聞の記事によると，官民あわせたまちづくりグループが結成され，その活用を検討し始めたとのことでした．]]>
        釧路川のもう少し上流側に「釧路フィッシャーマンズワーフＭＯＯ」があります．ＭＯＯが建設された頃，今回の整備が進められている芸術館の隣の空き地には水族館を建設する構想があったように思いますが，バブルがはじけ，自治体の財政が厳しくなった今では夢のまた夢のような話です．そのころ盛んに使われたのが「ウォーターフロントの再開発」という言葉でした．そしてそうした横文字の開発・整備は，理念先行で市民活動には縁遠いものだったように思います．
なにはともあれ，郊外の大型店に人が流れすっかり寂しくなった中心市街地で，新しいまちづくりの機運が高まりつつあることはいいことだと思います．
月曜塾も総会で今年度の活動計画を立てましたが，その中に港湾施設に関してまちづくりの提案をしていこうということが盛り込まれました．地に足がついた活動を通して，港町釧路の魅力を作り出すような動きが盛り上がっていけばいいなぁと思います．決して劇的に状況が変化することはないと思いますが，持続的に少しでも人が集まる魅力が作り出せたらと思います．
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    <title>エネルギーと環境問題</title>
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    <published>2007-12-19T13:46:28Z</published>
    <updated>2007-12-19T14:12:41Z</updated>
    
    <summary>この冬，北海道ではとうとう灯油の値段が１リットルあたり１００円を超えるようになり...</summary>
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        <name>辻谷</name>
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        <![CDATA[この冬，北海道ではとうとう灯油の値段が１リットルあたり１００円を超えるようになりました．異常事態といってもいいと思います．５，６年ほど前までは４０円くらいの値段だったのに，じわりじわりと値上がりし，今年になってグンとあがりました．灯油のストーブやボイラーを熱源にしている家では今年の冬は暖房費に相当の負担を強いられそうです．
ここ数年，原油高の傾向が続いていたせいもあって，最近は暖房の熱源を電気にする家が増えてきました．釧路地方では０６年の新築住宅のおよそ７割がいわゆる<strong>オール電化住宅</strong>で，ガスや灯油を使わず給湯，暖房，調理コンロのすべてを電気に頼るようになっています．なかでも一番ランニングコストが問題になるのが暖房ですが，安価な<strong>深夜電力</strong>をつかう蓄熱暖房器だとあきらかにメリットがあります．２年前の月曜塾での勉強会の資料によると灯油単価が５５円／Lくらいで石油による温水暖房（ボイラーによるセントラル暖房）がオール電化蓄熱暖房とランニングコストで同等となるそうですから現状の灯油単価では明らかに差があります．
<img alt="蓄熱暖房機" src="http://www.mobi-archi.com/blog/images/tiku.jpg" width="450" height="369" />]]>
        <![CDATA[オール電化による暖房は大きく分けて二つあります．<strong>深夜電力</strong>によるものと，<strong>融雪電力</strong>によるものです．これまで一般的だったのは深夜電力（北電との契約ではドリーム８など）のほうで，中でも最初の画像のように蓄熱暖房機を使う方法です．
この大きな暖房機内部のセラミックに安価な深夜電力で熱をため込み，昼間徐々に熱を放出します．
同じ深夜電力利用でも最近になって増え始めてきたのが，床下のコンクリートあるいは土壌そのものにヒーターを埋め込み，そこに蓄熱するタイプです．
<img alt="埋め込みヒーター" src="http://www.mobi-archi.com/blog/images/entec.jpg" width="450" height="338" />
画像は<a href="http://www.mobi-archi.com/works%20index/residence/ty/ty01.htm"target="_blanc">TY邸</a>で採用した<a href="http://www.enertec.co.jp/"target="_blanc">エナーテック社</a>の床下蓄熱暖房システムのヒーターです．このヒーターがコンクリートに埋め込まれそのコンクリートが蓄熱体となり床下から家全体を暖めます．従来の蓄熱暖房機に比べると大きな暖房機が床上から無くなるし，床全体の輻射熱で暖めるので快適性が増しました．とはいえ，深夜電力を利用する蓄熱式の共通の欠点は，微妙な温度のコントロールがしにくいというところです．一度ため込んだ熱を徐々に放出するので，昼間暖かい日などは暑くなりすぎるということが春・秋の季節の端境期にしばしば起こります．

もう一つが融雪電力（北電との契約ではホットタイム２２など）によるものです．名前の通り本来は外部で雪を解かすロードヒーティングに使われるものでしたが，近年暖房にも使われるようになりました．
<img alt="電気ボイラー" src="http://www.mobi-archi.com/blog/images/db1.jpg" width="337" height="450" />
画像は<a href="http://www.mobi-archi.com/works%20index/residence/ht/ht01.htm"target="_blanc">HT邸</a>の電気ボイラーです．融雪電力でこのボイラーにより温水を作りパネル式の床暖房とパネルヒーターにより暖房をしています．融雪電力による暖房ではこうした電気ボイラーによるもののほかにオイルパネルヒーターがあります．融雪電力の暖房は深夜電力に比べて温度の制御がしやすいことがメリットですが，ランニングコストは高めです．それでも現在の灯油の値段であれば融雪電力のほうが有利だと思います．

ただし地球温暖化に影響があるとされる二酸化炭素の排出量でいうと，電気を熱源にするのがベストとも言い難いようです．北海道の場合，発電のおよそ８割が石油と石炭の化石燃料による火力発電ですし，電気はそれが各家庭に運ばれる過程でかなりのロスがあるからです．原子力発電の比率を高めれば二酸化炭素の排出量は減りますが，それはそれで別の問題が生じます．

地場の間伐材を燃料とする薪ストーブが実は環境に優しいという議論があります．二酸化炭素削減には絶えず森林を育てていくことが必要で，そのためには間伐材を有効利用し，その売り上げたお金を森林育成に還元していくという考えです．炭素を循環させるという<strong>カーボンニュートラル</strong>という考えにもつながります．最近の薪ストーブは燃焼効率が高くなっていて無駄なく薪をエネルギーに変えることが出来るようになっています．システムあるいは流通は巨大になるほどロスも多く，身近なところで循環させるほうが効率がいいように思います．
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    <title>釧路根室圏総合体育館建設現場の見学</title>
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    <published>2007-11-23T12:49:42Z</published>
    <updated>2007-11-25T13:56:53Z</updated>
    
    <summary>１１月２２日に建設中の釧路根室圏総合体育館を見学してきました．（社）北海道建築設...</summary>
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    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.mobi-archi.com/blog/">
        <![CDATA[１１月２２日に建設中の釧路根室圏総合体育館を見学してきました．<a href="http://kukjk.sakura.ne.jp/modules/news/"target="_blanc">（社）北海道建築設計事務所協会釧路支部</a>の主催です．
<img alt="体育館遠景" src="http://www.mobi-archi.com/blog/images/karena01.jpg" width="450" height="377">
メインアリーナの屋根を構成する立体トラスの組み立てが見学の主旨でしたが，当日はほぼ氷点下の気温でしかも風が強く，およそ５階建てくらいの高さまで足場を上ることとなりなかなかスリル満点でした．
<img alt="立体トラス組み立て現場" src="http://www.mobi-archi.com/blog/images/karena02.jpg" width="450" height="337" />
体育館の大きさを実感してきました．]]>
        <![CDATA[足場が組まれていますが，地上１５メートルほどの高さです．地上に戻ってから立体トラスの部材を詳しく見せてもらいました．スチールの棒をボールジョイントにねじ込んで三角形を作りながらトラスを形成していきます．立体トラスそのものはコスト的に有利にならないそうですが，屋根の重量が軽くなることで下部構造でコストダウンがはかられたそうです．
<img alt="ポールとジョイント" src="http://www.mobi-archi.com/blog/images/karena03.jpg" width="450" height="337" />

<img alt="ボールジョイント" src="http://www.mobi-archi.com/blog/images/karena04.jpg" width="337" height="450" />
今現在，出来高はおよそ７０％で，来年９月にオープンの予定です．完成が楽しみです．]]>
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    <title>北海道新聞釧路印刷工場</title>
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    <published>2007-11-10T13:58:19Z</published>
    <updated>2007-11-10T14:03:58Z</updated>
    
    <summary>さる１１月１日に月曜塾で北海道新聞釧路印刷工場（愛称「しんクル」）を見学してきま...</summary>
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    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.mobi-archi.com/blog/">
        <![CDATA[さる１１月１日に月曜塾で<a href="http://kk.hokkaido-np.co.jp/kiki/shinkuru.html"target="_blanc">北海道新聞釧路印刷工場（愛称「しんクル」）</a>を見学してきました．残念ながら施設内は撮影禁止ですので外観のみの紹介です．<strong>北海道新聞（通称：道新「どうしん」）</strong>は北海道では圧倒的にシェアを占める新聞社です．例外的に十勝地方では十勝毎日新聞が道新をしのいでいるそうですが．
<img alt="北海道新聞釧路印刷工場外観" src="http://www.mobi-archi.com/blog/images/dousin.jpg" width="450" height="337" />]]>
        <![CDATA[まずはエントランスで記念撮影をして，その画像がその後号外のようなかたちで印刷されておみやげにいただけます．午後１時半からの見学ですが，ちょうど夕刊の印刷にあわせて工場が稼働するのを見ることが出来ます．印刷の過程はほとんどが自動化されていて，人はあまりいません．紙面の編成はすべて札幌の本社でするとのことでしたが，そこからデータが届いて印刷を開始し，梱包されるまでわずか２０分で出来るとのことです．実際印刷される状況を見ていても目にも留まらぬ早さです．

この工場の特徴は<strong>免震構造</strong>です．地震の多い釧路だから取り入れたものとのことです．実際に地下の免震構造も見学させてもらいました．大きな鉄のスプリングや積層ゴムが基礎とその上の建築物の間にあり，地震の揺れを減衰するようになっています．建物そのものよりも内部の印刷機械を守ると言う意味での採用かと思います．
建築物の地震に対する構造計算の考えは第一義に大きな地震が起きても大きく倒壊しないで中にいる人が命を守るという前提です．つまり地震で壊れてその後は使えなくなる，つまりは資産価値が無くなるということもありえるけど，とにかくぺしゃんこにはならないということなのです．あとは費用対効果で，どれだけ対策を講じるかの問題になります．免震構造もかなり費用がかかりますが，高価な機械を守るという意味，さらには大震災でも新聞を発行することが出来る機能を維持するという意味合いが強いかと思います．]]>
    </content>
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    <title>登録林分</title>
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    <published>2007-11-08T15:26:41Z</published>
    <updated>2007-11-28T13:06:32Z</updated>
    
    <summary>さる１０月２４日に北海道木質構造開発協議会の活動で釧路市音別町にカラマツの登録林...</summary>
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    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.mobi-archi.com/blog/">
        <![CDATA[さる１０月２４日に<strong>北海道木質構造開発協議会</strong>の活動で釧路市音別町にカラマツの<strong>登録林分</strong>を見学してきました．登録林分，聞き慣れない言葉です．実は見学中もこの言葉の意味がはっきり解らずにいて居心地の悪い思いがしていましたが，帰ってきてからネットで調べてすっきりしました．林分（りんぶん）とは<a href="http://www.pref.kagawa.jp/kankyo/midori/tikurin/2_seibi/2_seibi.htm"target="_blanc">香川県のこちらのサイト</a>によると<em>「林相（構成樹種、樹高の均一さ）がほぼ一様で、しかも周囲の森林とはっきり区別ができるような林地。」</em>と解りやすい解説がありました．今回見学したのは民間の所有ですが，植林されてから５４年と５３年を経たカラマツの植林で，なおかつ行政機関（北海道）によって価値のあるものとして登録されたところです．紅葉の始まった森は色鮮やかで森の香り（フィトンチッド）を満喫しました．
<img alt="カラマツの登録林分" src="http://www.mobi-archi.com/blog/images/rf01.jpg" width="450" height="600" />]]>
        <![CDATA[この林地を実際に管理されている方のお話を聞きながらの見学でしたが，あらためて森（植林）を維持していくことの苦労を知りました．ひとつには節が少ない木材にするために枝打ち（生育途中で枝を切り落とす作業）をしなければなりません．そして成長のいい木を残しそうではない木を間引く間伐の作業があります．もちろん伐採したあとには新たに苗木を植えなければなりませんが，近年増えているエゾシカの被害にも苦労しているとのことでした．
<img alt="苗木" src="http://www.mobi-archi.com/blog/images/rf03.jpg" width="450" height="600" />
画像はまだ若い苗木ですが，表皮をエゾシカに食べられています．最頂部の部分を食べられてしまうと育たなくなってしまうそうですが，それ以上に大きくなると大丈夫とのことです．

<img alt="rf02.jpg" src="http://www.mobi-archi.com/blog/images/rf02.jpg" width="450" height="600" />
強風で倒れてしまった木を目の前で切ってもらいました．チェーンソーで切り出すとさらに木の香りが漂い，切り株も美しく，森を堪能した瞬間でした．

<img alt="rf04.jpg" src="http://www.mobi-archi.com/blog/images/rf04.jpg" width="450" height="600" />
ここには全道で９番目に高いカラマツがあります．測定した平成９年の時点で樹高が32メートルですから現在は40メートル近くあるかもしれません．

<img alt="セミナー会場" src="http://www.mobi-archi.com/blog/images/rf05.jpg" width="450" height="337" />
音別町で岩魚と行者ニンニクの天ぷらが載ったおいしい丼をいただいたあと，午後は「地域産木材活用セミナー」に出席しました．酪農の施設に地場産の木材が活用されていることが解りました．農業は人間の営みの原点である食を支えるものですから，まさに<strong>スローフード運動</strong>のように地域で循環出来ればという思いを新たにしました．]]>
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    <title>金山ダム管理所</title>
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    <published>2007-10-31T15:00:59Z</published>
    <updated>2007-10-31T15:18:18Z</updated>
    
    <summary>月曜塾の観楓会二日目，やや二日酔いと寝不足気味のオヤジ達でしたが，そろって朝食を...</summary>
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        <name>辻谷</name>
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        <![CDATA[月曜塾の観楓会二日目，やや二日酔いと寝不足気味のオヤジ達でしたが，そろって朝食をいただきログホテル・ラーチを出発しました．まずは近くの<a href="http://www.is.hkd.mlit.go.jp/08isiken/02genba/44kanayama/index.html"target="_blanc">金山ダム</a>へ向かいました．様々な土木建造物の中でもダムほどその巨大さに驚かされるものはありません．このダムの特徴は中が空洞になっている<strong>中空重力式ダム</strong>と呼ばれる構造にあるそうです．
<img alt="金山ダム" src="http://www.mobi-archi.com/blog/images/kanayama01.jpg" width="450" height="337" />
ログホテル・ラーチのあるかなやま湖はこの金山ダムが出来たことによる人造湖で，空知川のこのダムの水は富良野，芦別などを経て石狩川に合流します．ずいぶん遠くまで流れていくものです．]]>
        <![CDATA[<img alt="金山ダム管理所" src="http://www.mobi-archi.com/blog/images/kanayama02.jpg" width="450" height="337" />
このダムには管理所の建物があります．画像のようにまるで一昔前に未来都市の建物として描かれていたようなとても近代的な建物です．２階が管理部門のようですが，１階はダムの役割やしくみについての展示ホールになっています．ガラスのカーテンウォールとコンクリートの打ち放し，内部の床は全て石貼りというとてもお金のかかっている建物で，一同驚きつつ見学しました．
建築の設計に携わる者として，予算をかけて優れた建築を建てることに異論はありませんが，その一方で納税者の一人として，はたしてこの施設にこれだけ予算をかける必要があったのだろうかという疑問が生じます．いかにも予算を使い切ろうと思ったらこんなのが出来ちゃいましたといった感じがするのです．内部の展示においてもダムの重要性といったことがとてもわかりやすく解説されているのですが，それを見れば見るほど，実はダム不要論から建設反対を唱えている人々の意見のように，実はとんでもない無駄遣いが隠蔽され行われているのではないかという思いも沸いてきます．国が大きな借金を抱え，様々な社会保障費が削減され，財政再建が叫ばれる中，もっと本当に必要なお金（税金）の使い方があるのではないかという思いがしました．

<img alt="ほおの木" src="http://www.mobi-archi.com/blog/images/forest01.jpg" width="337" height="450" />
そんな複雑な思いをあとに一行は帰路につきました．狩勝峠を越えて<a href="http://www.tmf.jp/index.shtml"target="_blanc">十勝千年の森</a>に立ち寄り，昼食においしい手打ちそばをいただきました．富山県から移築された合掌造りの建物です．山羊の乳から作るチーズ工房なども見学し，釧路に帰ってきたオヤジ一行でした．
<img alt="月曜塾のオヤジ達" src="http://www.mobi-archi.com/blog/images/forest02.jpg" width="450" height="337" />]]>
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    <title>ふらの演劇工房</title>
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    <published>2007-10-26T14:43:37Z</published>
    <updated>2007-10-26T14:55:53Z</updated>
    
    <summary>月曜塾の観楓会で見学してきた建物のリポート第二弾，ふらの演劇工房です．ドラマ「北...</summary>
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        <name>辻谷</name>
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    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.mobi-archi.com/blog/">
        <![CDATA[月曜塾の観楓会で見学してきた建物のリポート第二弾，<a href="http://www.furano.ne.jp/engeki/"target="_blanc">ふらの演劇工房</a>です．ドラマ「北の国から」の脚本でも有名な演出家・<strong>倉本聰</strong>さんが主催する<strong>劇団「富良野塾」</strong>がフランチャイズとする劇場で，運営は全国で最初にＮＰＯ法人を取得した<strong>「ふらの演劇工房」</strong>が行っています．設計は（株）中原建築設計です．工場長の太田さんに館内を詳しく案内していただきました．実は釧路の<a href="http://souko16.blog63.fc2.com/"target="_blanc">「浪花町十六番倉庫」</a>が立ち上がるときもこの団体の方とはいろいろ交流し，アドバイスを受けたりしていた経緯があります．
<img alt="ふらの演劇工房外観" src="http://www.mobi-archi.com/blog/images/hurano01.jpg" width="450" height="355" />]]>
        建物は演劇専用とあって実によくできています．劇場は大きく分けて演じる側とそれを観る側に別れますが，観客側については一般の客席とは遮音された親子室があるし，舞台が見やすく快適でありながら舞台との一体感も感じられる客席だと思いました．さらに驚いたのは舞台の広さ，袖や楽屋などのバックヤードの充実ぶりでした．工場長さんによると「富良野塾」が世界中で公演した際に体験した数多くの劇場の良いとこ取りを結集した結果なのだそうです．演劇を演じる側が主体となって建てられた劇場なのだということがよくわかりました．

私が東京で学生生活を送っていた８０年代は学生劇団を主体とした小劇場ブームが巻き起こっていた時期でした．野田秀樹率いる「夢の遊眠社」，鴻上尚史の「第三舞台」，渡辺えり子の「劇団３○○」などが脚光を浴びていました．当時私のお気に入りは「第三舞台」と「山の手事情社」でした．文字通り小さな劇場で，ひらの客席に支給されたビニール袋に靴を入れ小さな座布団に膝を抱えてぎゅうぎゅう詰めで座り，お尻が痛いのを我慢しながら芝居を観た覚えがあります．それでも役者の唾がかかってくるような臨場感と熱気が小劇場の魅力でもありました．

ふらの演劇工房は，大劇場のいろいろな演出が可能なバックステージと，小劇場の舞台と客席が一体となる臨場感があふれる，両方の要素を兼ね備えた劇場だと思いました．今度はぜひ観劇で訪れたいと思います．

演劇（芝居）はとかく都会の文化という思いが私にもありますが，地方からも発信できるのだという拠点として「ふらの演劇工房」にはさらに期待を寄せたいと思います．
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    <title>ログホテル　ラーチ</title>
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    <published>2007-10-21T12:59:09Z</published>
    <updated>2007-10-21T13:07:43Z</updated>
    
    <summary>道東は紅葉が美しくなりました．今日は台風の影響か風が強いのでかなり葉も落ちました...</summary>
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        <name>辻谷</name>
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        <![CDATA[道東は紅葉が美しくなりました．今日は台風の影響か風が強いのでかなり葉も落ちました．
先日，<strong>月曜塾</strong>の<strong>観楓会（かんぷうかい）</strong>に行ってきました．観楓会とは北海道独自の行事で，秋に紅葉を見に行く小旅行です．北海道では春の桜はあまり多くなく，気候も寒いことからお花見はあまり行われません．その代わりに秋に紅葉を見に行く観風会があります．近場の温泉などにいって宴会をしてくるというのが一般的なスタイルです．とはいえ，月曜塾は建築設計者の集まりなので，ただ単に宴会をしに行ったわけではなく色々な建物の見学も兼ねての小旅行でした．１０月１３日の朝に釧路を出発し，一路美瑛町まで行き昼食は<a href="http://www.bieisenka.jp/index.html"target="_blanc">JAびえいの美瑛選果</a>内にあるアスペルジュというお店でおいしいフレンチを食べました．それから富良野まで戻り<a href="http://www.furano.ne.jp/engeki/"target="_blanc">ふらの演劇工房</a>を見学，富良野市内で夜の宴会の買い出しをしたあと，宿泊先の<a href="http://larch.jp/"target="_blanc">ログホテル　ラーチ</a>に行きました．
<img alt="log-hotel.jpg" src="http://www.mobi-archi.com/blog/images/log-hotel.jpg" width="450" height="329" />]]>
        <![CDATA[このホテル，建物のほとんどが<strong>北海道産カラマツの丸太</strong>でできた<strong>ログハウス</strong>です．フロントやレストラン，メゾネット形式の客室がある棟のほかに今回私たちが宿泊したコテージもあります．
<img alt="log-cottage.jpg" src="http://www.mobi-archi.com/blog/images/log-cottage.jpg" width="450" height="336" />0
おいしい夕食のあと，コテージで２次会です．意匠設計を担当した<a href="http://homepage2.nifty.com/HASEGAWA-arch/"target="_blanc">長谷川建築設計事務所</a>の長谷川さんや構造を担当した山岡さんの当時の苦労話を聞きながら宴は盛り上がりました．構造に関しては超高層同様の大臣認定を受けての建築確認だったそうです．これだけの大きなカラマツの丸太をよく集められたものだと驚きました．当然割れも入っていますが，築１０年以上を経て変化も落ち着いているようです．
第三セクターの経営で料金もリーズナブルですし，ログハウスが体験でき，景色も最高です．コテージにはキッチンもあって自炊も可能です．大人数でいくにも楽しい施設だと思います．]]>
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    <title>「私の好きな住宅・紹介写真展」今年も開催</title>
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    <published>2007-09-20T12:57:50Z</published>
    <updated>2007-09-20T13:17:51Z</updated>
    
    <summary>私の所属する（社）北海道建築士事務所協会釧路支部が主催する「私の好きな住宅・紹介...</summary>
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    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.mobi-archi.com/blog/">
        <![CDATA[私の所属する（社）北海道建築士事務所協会釧路支部が主催する<strong>「私の好きな住宅・紹介写真展」</strong>が今週末，開催されます．
この夏は「宮脇檀の住宅展」に明け暮れてしまい，その後忘れていた（？）仕事をしだしたので，ここでの告知が直前になってしまいました．<strong>９月２２日（土）から２４日（月）の３日間</strong>，場所は<strong>イオン釧路昭和ショッピングセンター１階サンコート</strong>です．さらに今年は「リフォームセミナー」も同時に開催します．
詳しくは<a href="http://www4.plala.or.jp/arch946/syasinten/index.html"target="_blank">こちら</a>をご覧ください．]]>
        この写真展，今年でもう５年目となります．まさに継続は力なりです．先の「宮脇檀の住宅展」でも会場で過去の写真展の応募写真が一部展示されました．身近な住宅の写真なので，皆さんとても熱心に見ていただいたように思います．
私は今年も２３日（日）の午後，当番で会場にいます．ぜひお越しください．
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    <title>「宮脇檀の住宅展」開催中</title>
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    <published>2007-09-02T13:33:28Z</published>
    <updated>2007-09-02T13:33:52Z</updated>
    
    <summary>釧路における「宮脇檀の住宅展」がいよいよ開幕しました この催しのためにこのところ...</summary>
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        <name>辻谷</name>
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    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.mobi-archi.com/blog/">
        <![CDATA[釧路における<strong>「宮脇檀の住宅展」</strong>がいよいよ開幕しました
<img alt="宮脇檀の住宅展　エントランス" src="http://www.mobi-archi.com/blog/http:/www.mobi-archi.com/blog/images/miyawaki01.jpg" width="450" height="580" />
この催しのためにこのところすっかりかかりっきりでさすがに少し疲れを感じているところです．でも昨日一昨日と私は会場係でしたが，入場無料なのでさして関心の無い人もいるかと思っていたら，たいがいの人がとても熱心に時間をかけてみてくれるのには驚くと共にとてもうれしくなりました．]]>
        <![CDATA[<img alt="1/100模型" src="http://www.mobi-archi.com/blog/images/miyawaki07.jpg" width="450" height="338" />

<img alt="断面模型" src="http://www.mobi-archi.com/blog/images/miyawaki02.jpg" width="450" height="337" />
今回の展示は大きくふたつに分けられます．ひとつはかつて追悼展のようなかたちで全国を巡回した宮脇檀の住宅作品を紹介するもので，縮尺1/100の模型が82個，1/20の断面模型が8個，それにスケッチや図面，建築写真などです．それらは旭川の北海道東海大学に保管されていたのを今回お借りしてきました．年月が経っていたので模型の多くは壊れたり埃を被って汚れたりしていましたが，夏休みの間，学生さん達が長時間作業して補修してくれました．今回の展示は北海道東海大学芸術工学部くらしデザイン学科の諸先生と学生さん達の協力が無くては開催できませんでした．
<img alt="宮脇檀の椅子" src="http://www.mobi-archi.com/blog/images/miyawaki03.jpg" width="450" height="338" />

<img alt="遺品類" src="http://www.mobi-archi.com/blog/images/miyawaki06.jpg" width="450" height="338" />
もうひとつは宮脇檀さんが愛用していた椅子や事務用品，あるいは海外で買い求めた摩訶不思議なオブジェなどです．これらは宮脇檀さんと親交の深かった北海道東海大学教授・織田憲嗣先生が保管されていたものをお借りしてきました．宮脇ファンとしてはたまらないものばかりです．

会場で「あの関西弁の建築家で東大の教授をやっていた人はなんていったっけ・・・」と尋ねられました．安藤忠雄さんでさえその程度の認識なので，正直にいって一般の方で宮脇檀さんのことを知っている人はほとんどいないと思います．それでもこの展示を通して少しでもその存在と魅力を知ってくれる人が増えればと，大の宮脇ファンである私は願っています．]]>
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    <title>宮脇檀の住宅展</title>
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    <link rel="service.edit" type="application/atom+xml" href="http://www.mobi-archi.com/mt/mt-atom.cgi/weblog/blog_id=1/entry_id=87" title="宮脇檀の住宅展" />
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    <published>2007-08-02T14:30:48Z</published>
    <updated>2007-08-02T14:36:27Z</updated>
    
    <summary>「宮脇檀の住宅展」開催のお知らせです．私が所属する（社）北海道建築士事務所協会釧...</summary>
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    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.mobi-archi.com/blog/">
        <![CDATA[<strong>「宮脇檀の住宅展」</strong>開催のお知らせです．私が所属する<a href="http://www4.plala.or.jp/arch946/"target=_blank">（社）北海道建築士事務所協会釧路支部</a>の設立４０周年記念事業です．
<strong>日時：平成１９年８月３１日（金）～９月６日（木）〈９月３日（月）は休館日〉
場所：北海道立釧路芸術館　展示ホール　午前９時３０分～午後５時　（入場無料）</strong>
そもそもの始まりは去年の６月，「旭川家具木工祭」に行ったときのことでした．その際，北海道東海大学旭川校で，かつて全国を巡回した「宮脇檀展」の展示物が保存されていることを知り，お借りできると聞きました．おりしも私の所属する事務所協会釧路支部が設立４０周年をむかえるとあって，その記念事業にと企画が始まりました．
今回の展示は合計90点にもおよぶ建築模型と，設計図や建築写真で宮脇檀の住宅を紹介するのに加えて，宮脇檀が愛用していた椅子を中心とした世界の名作家具や事務用品などの様々な小物も展示します．この企画が可能になったのも生前の宮脇氏とたいへん親交の深かった織田憲嗣先生はじめ，北海道東海大学くらしデザイン学科の大野先生・大矢先生のおかげです．
<a href="http://www.mobi-archi.com/blog/images/%E5%AE%AE%E8%84%87%E6%AA%80%E3%81%AE%E4%BD%8F%E5%AE%85%E5%B1%95%E6%A1%88%E5%86%85.pdf">PDFファイルによるパンフのダウンロードはこちら</a>
]]>
        <![CDATA[<img alt="img01.jpg" src="http://www.mobi-archi.com/blog/images/img01.jpg" width="450" height="304" />
私は料理が好きで，料理が出来る男はかっこいいと思っていますが，そう思うようになったのは映画評論家の荻昌弘氏と宮脇檀氏の著作によるところがおおいと思います．設計者としては遠く及びませんが，生き方のかっこよさでは少しでも近づきたいと思います．

宮脇檀氏の魅力をお伝えするにはまだまだ筆が足りませんが，この後もお伝えしたいと思います．とにもかくにも魅力ある建築家の作品展です．多くの方のご来場を願っています．]]>
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    <title>ゴミ焼却施設の見学</title>
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    <link rel="service.edit" type="application/atom+xml" href="http://www.mobi-archi.com/mt/mt-atom.cgi/weblog/blog_id=1/entry_id=86" title="ゴミ焼却施設の見学" />
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    <published>2007-07-24T16:26:42Z</published>
    <updated>2007-11-28T13:07:25Z</updated>
    
    <summary>建築設計事務所協会釧路支部主催の企画で釧路広域連合清掃工場を見学してきました． ...</summary>
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        <name>辻谷</name>
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    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.mobi-archi.com/blog/">
        <![CDATA[<a href="http://www4.plala.or.jp/arch946/"target="_blank">建築設計事務所協会釧路支部</a>主催の企画で<a href="http://kushiro-kouikirengo.jp/"target="_blank">釧路広域連合清掃工場</a>を見学してきました．
<img alt="釧路広域連合清掃工場外観" src="http://www.mobi-archi.com/blog/images/kkg02.jpg" width="450" height="338" />
釧路広域連合とは，釧路市・釧路町・鶴居村・白糠町により構成される可燃ゴミの処理のための行政の集まりです．去年完成したこのゴミ焼却施設は「流動床式ガス化溶融炉」という最新式ともいえる設備です．]]>
        <![CDATA[<img alt="ゴミの投入口" src="http://www.mobi-archi.com/blog/images/kkg01.jpg" width="450" height="338" />

<img alt="巨大クレーン" src="http://www.mobi-archi.com/blog/images/kkg05.jpg" width="450" height="338" />
持ち込まれるゴミはゴミ運搬車から投入されます．投入されたゴミは巨大なUFOキャッチャーのようなクレーンで持ち上げられ燃えやすいように細かく粉砕されます．そして２段階に分けて高温で焼却されます．
<img alt="中央制御室" src="http://www.mobi-archi.com/blog/images/kkg04.jpg" width="450" height="338" />

<img alt="発電施設" src="http://www.mobi-archi.com/blog/images/kkg03.jpg" width="450" height="338" />
施設全体の制御をしている中央制御室はまるでテレビで見る原子力発電所のようですが，それもそのはず，ここではゴミの焼却熱で発電もしています．巨大な施設ですが，通常たった５人で維持管理しているとのことに驚きました．

ゴミの問題は地球環境を考える上でもとても重要な要素で，日々日常のことなので常に意識させられます．釧路市ではゴミの分別がこまかく分けられています．ひとつ気になるのは分別回収されているプラスチック系のゴミやペットボトルなどが本当にリサイクルされているのかということです．もしそれがうまくいっていないのであれば可燃ゴミと一緒に燃やして発電にまわした方がいいのではないかと思います．そもそもそれらの化石燃料を原料とする包装類を減らし，地場の木材が原料となる紙類を循環させる方向にしたほうがいいかもしれません．

<img alt="拾ってきた家" src="http://www.mobi-archi.com/blog/images/kkg06.jpg" width="450" height="600" />
ゴミと建築の関係で思い起こされるのはドラマ<strong>「北の国から」</strong>に登場する富良野の<strong>「拾ってきた家」</strong>です．廃材を集めて建てられたという家ですが，実際に見てきた率直な感想は，寒冷地の北海道では無理があるかなと思いました．あまり細かいことを指摘するのも野暮かもしれませんが，窓まわりの断熱がまるでないので，冬はたいへんです．そんなことをいっていたらそもそも五郎さんがこれまで住んできた家はどれも冬は寒そうですが・・・．とにもかくにも「北の国から」は大好きなドラマです．

今回見学したゴミ焼却施設は見学者への対応も充実しています．平日の昼間なら見学できますので，お薦めです．

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    <title>下見板</title>
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    <link rel="service.edit" type="application/atom+xml" href="http://www.mobi-archi.com/mt/mt-atom.cgi/weblog/blog_id=1/entry_id=85" title="下見板" />
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    <published>2007-07-11T13:05:13Z</published>
    <updated>2007-07-11T13:26:39Z</updated>
    
    <summary>北海道の広大で自然いっぱいの敷地では，外壁を板張りにすることが多くあります．ほと...</summary>
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        <name>辻谷</name>
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    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.mobi-archi.com/blog/">
        <![CDATA[北海道の広大で自然いっぱいの敷地では，外壁を板張りにすることが多くあります．ほとんどの場合，板の端部をすこし重ねて横に張っていく<strong>下見板張り</strong>です．まちなかで敷地いっぱいに建物を建てる場合は法律上，外壁の防火性能が求められるので，可燃性の木を外壁に使うのは難しい場合があります．（絶対できないわけではありませんが，面倒です．）下見板張りは北海道ではお馴染みの技術で，かつての木造校舎はたいがいそうでしたし，今でも残っている古い住宅にもよく見られます．
<img alt="古い民家の下見板張り" src="http://www.mobi-archi.com/blog/images/stm04.jpg" width="450" height="337" />
この技術，起源はヨーロッパで，イギリスの南東部かスウェーデンかどちらかだそうです．それが地球を西回りに大西洋を越えてアメリカ大陸に渡り，さらには開拓民とともにアメリカ大陸を西へ西へと進み，西海岸のカリフォルニアに達します．そして明治政府の招きで北海道開拓の指導のために訪れたアメリカ人と共に太平洋を渡り日本に伝えられたそうです．そうした由来については<a href="http://www.amazon.co.jp/gp/redirect.html?ie=UTF8&location=http%3A%2F%2Fwww.amazon.co.jp%2F%25E6%2597%25A5%25E6%259C%25AC%25E3%2581%25AE%25E8%25BF%2591%25E4%25BB%25A3%25E5%25BB%25BA%25E7%25AF%2589%25E3%2580%2588%25E4%25B8%258B-%25E5%25A4%25A7%25E6%25AD%25A3%25E3%2583%25BB%25E6%2598%25AD%25E5%2592%258C%25E7%25AF%2587%25E3%2580%2589-%25E8%2597%25A4%25E6%25A3%25AE-%25E7%2585%25A7%25E4%25BF%25A1%2Fdp%2F4004303095%3Fie%3DUTF8%26s%3Dbooks%26qid%3D1183729542%26sr%3D8-1&tag=mobiarchicom-22&linkCode=ur2&camp=247&creative=1211"target="_blank">藤森照信著　日本の近代建築</a><img src="http://www.assoc-amazon.jp/e/ir?t=mobiarchicom-22&amp;l=ur2&amp;o=9" width="1" height="1" border="0" alt="" style="border:none !important; margin:0px !important;" /> に詳しくあります．藤森さんの本はどれもそうですが，この本もとてもわかりやすくおもしろいのでお薦めです．]]>
        <![CDATA[そのようなわけで，北海道にはあの有名な札幌の<strong>時計台</strong>をはじめ多くの下見板張りの洋風建築が建てられることになりました．先日行った旭川の<a href="http://www.pref.hokkaido.jp/kseikatu/ks-bsbsk/bunkashigen/parts/104008.html"target="_blank">旧上川倉庫株式会社事務所</a>も時計台同様白い塗装の下見板張りでした．
<img alt="旧上川倉庫株式会社事務所" src="http://www.mobi-archi.com/blog/images/stm03.jpg" width="337" height="450" />
この春竣工した<a href="http://www.mobi-archi.com/works%20index/residence/ty/ty01.htm">TY邸</a>でも下見板張りにしています．厚岸町の道有林からとれたとど松を板材にして使っています．塗装はオリンピック・ステインという着色防腐剤を使っています．着色すると同時に木が腐りにくいように保護する役割があります．最初の画像がそうですが，かつての古い民家ではそのような塗料は無かったので，たいがい板は炭化して灰色になっています．これはこれで趣がありますが．木部の塗装は定期的に塗装し直す必要がありますが，今回のTY邸ではそうした塗り替えの時も足場を組むことなく簡単な脚立足場だけでできるようにといったこともあって１階部分のみ板張りにしました．塗装は張る前に裏も表も一度下塗りし，張ってからもう一度塗ります．下塗りしないと防腐効果が全体に及びませんし，木が乾燥収縮したとき，塗っていない部分が白く出てきてしまいます．
<img alt="ＴＭ邸下見板近景" src="http://www.mobi-archi.com/blog/images/stm01.jpg" width="337" height="450" />

<img alt="ＴＭ邸下見板遠景" src="http://www.mobi-archi.com/blog/images/stm02.jpg" width="450" height="337" />
日本人の女性ほど基礎化粧品を使うのは世界でも珍しいという話を聞きました．つまり大和撫子はあくまでも素肌の美しさにこだわるようなのです．一方で西洋の女性は，お化粧というのは素肌がどうであれ塗りたくって隠してしまえばいいという考え方のようです．木についてもこの違いは同じで，日本では節などの欠点が少なく木目の美しいのが好まれる傾向があります．したがって塗装も木目を生かした浸透性のクリアー塗装が好まれます．一方，西洋では赤でも黄色でもお好みの色で表面に皮膜ができ木肌を覆い隠されてしまうペンキ塗りにします．場合によっては模様替えの度に塗り重ねた塗装が幾重にも重なっているようなこともあります．古い家も自分たちの手で塗装し直したりする習慣が根付いているということもあるかと思います．もちろん西洋でも木目を生かした生地仕上げの塗装にすることも多いのですが．

ただし下見板張りする板は，あまりつるつるにカンナをかけるのではなく，ある程度ざらざらしていたほうがいいことがあります．着色防腐剤を塗る際，ざらざらしていた方が塗料の染み込みが多く，その分防腐作用が長持ちするからです．それでなくとも直接日に当たり，多少剃ったり割れたり，あるいは抜ける節もあるでしょう．その素朴なところが下見板張りの良さなのだと思います．]]>
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    <title>ちいさいおうち</title>
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    <published>2007-06-25T14:58:31Z</published>
    <updated>2007-06-26T11:57:00Z</updated>
    
    <summary>蕎麦が好きで，昼食は毎日蕎麦でもいい私です．家でも作りますが，お店にもよく食べに...</summary>
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        <![CDATA[蕎麦が好きで，昼食は毎日蕎麦でもいい私です．家でも作りますが，お店にもよく食べに行きます．量が少ないお店ではまず冷たい蕎麦を食べてからあたたかい蕎麦も食べます．そんなわけで旅先でもお蕎麦屋さんに行くことがしばしばですが，東京のお蕎麦屋さんでお気に入りなのが画像の<strong>神田「まつや」</strong>です．
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<strong>池波正太郎</strong>も常連だったというお店で，おいしいのはもちろんのこと，値段も高くないし量もあるのでお薦めです．いくらおいしくても量が極端に少なかったり値段が高かったりするのは嫌です．このお店，ＪＲの神田駅と秋葉原駅の中間あたりにあるのですが，ご覧のように周囲を高いビルに囲まれている木造の古い建物です．これを見て思い出すのが，子供の頃に見ていた絵本の<a href="http://www.amazon.co.jp/gp/redirect.html?ie=UTF8&location=http%3A%2F%2Fwww.amazon.co.jp%2F%25E3%2581%25A1%25E3%2581%2584%25E3%2581%2595%25E3%2581%2584%25E3%2581%258A%25E3%2581%2586%25E3%2581%25A1-%25E3%2581%25B0%25E3%2583%25BC%25E3%2581%2598%25E3%2581%25AB%25E3%2581%2582%25E3%2583%25BB%25E3%2582%258A%25E3%2583%25BC%25E3%2583%25BB%25E3%2581%25B0%25E3%2583%25BC%25E3%2581%25A8%25E3%2582%2593%2Fdp%2F4001105535%3Fie%3DUTF8%26s%3Dbooks%26qid%3D1182354585%26sr%3D1-1&tag=mobiarchicom-22&linkCode=ur2&camp=247&creative=1211">ちいさいおうち</a><img src="http://www.assoc-amazon.jp/e/ir?t=mobiarchicom-22&amp;l=ur2&amp;o=9" width="1" height="1" border="0" alt="" style="border:none !important; margin:0px !important;" /> です．とても有名な絵本なのでご存じの方も多いと思いますが，田舎の小さな家がしだいに周囲が都市化していってビルに囲まれてしまうというお話しです．作者の<strong>バージニア・リー・バートン</strong>には他にもとてもおもしろい絵本があって，子供の頃すり切れるまで繰り返し読んだ覚えがあります．]]>
        <![CDATA[<strong>「小さな家」</strong>というと有名なのが<a href="http://www.amazon.co.jp/gp/redirect.html?ie=UTF8&location=http%3A%2F%2Fwww.amazon.co.jp%2F%25E5%25B0%258F%25E3%2581%2595%25E3%2581%25AA%25E5%25AE%25B6-%25E3%2583%25AB%25E3%2583%25BB%25E3%2582%25B3%25E3%2583%25AB%25E3%2583%2593%25E3%2583%25A5%25E3%2582%25B8%25E3%2582%25A7%2Fdp%2F4785101105&tag=mobiarchicom-22&linkCode=ur2&camp=247&creative=1211">ル・コルビュジエが両親のために建てたスイス・レマン湖畔の家</a><img src="http://www.assoc-amazon.jp/e/ir?t=mobiarchicom-22&amp;l=ur2&amp;o=9" width="1" height="1" border="0" alt="" style="border:none !important; margin:0px !important;" />ですが，小さいとはいえふたつの寝室があるなど，ある程度の広さがあります．その点，同じル・コルビュジエには本当に小さなワンルームの家カップ・マルタンの「休暇小屋」がありこちらはわずか８帖ほどの大きさです．また，若くして夭逝した詩人で建築家の<strong>立原道造</strong>設計の<a href="http://haus-hyazinth.hp.infoseek.co.jp/page00-menu.htm"target="_blank">「ヒアシンスハウス」</a>も思いつきます．こうした小さな家には，余計なものをそぎ取った生活のエッセンスが見られて，ある意味人生の最後に過ごすのはこうした家がいいのかなぁと考えたりもします．長く暮らしているとどうしても身の回りにものが増えていきますが，自分に本当に必要なものを考え，余計なものをそぎ落としてシンプルに暮らす，そんなことができればと思います．なかなか難しいことかもしれませんが・・・．]]>
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    <title>薪ストーブ</title>
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    <published>2007-06-14T12:07:50Z</published>
    <updated>2007-06-14T17:43:21Z</updated>
    
    <summary>北海道で田舎暮らしをしようという方は，薪ストーブのある家を望まれていることがまま...</summary>
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        <name>辻谷</name>
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            <category term="equipment" />
    
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        <![CDATA[北海道で田舎暮らしをしようという方は，<strong>薪ストーブ</strong>のある家を望まれていることがままあり，私もこれまでたくさんそうした家を設計させていただきました．ただしいつもご提案するのはメインの暖房は他に確保し，薪ストーブはあくまでも<strong>補助暖房</strong>にしましょうということです．寒冷地住宅の暖房は各部屋に熱源を設置し家全体をまんべんなく暖かくするというのが，快適性の上でふさわしいので，熱源が一ヶ所になってしまう薪ストーブをメインの暖房にするというのはお薦めできません．それに朝起きたら薪が燃え尽きていて寒かったというのも避けたいところです．冷え込んだ朝に寒い中布団から起きだして，ストーブに火を入れることのつらさは私たちが子供の頃の記憶としてはありますが，現代の住宅では避けたいことだと元来北海道で生まれ育った私は思います．
薪ストーブを設置する際，迷うのが<strong>煙突</strong>です．今までは煙突掃除のしやすさを優先して，ストーブを外壁近くにレイアウトし，すぐに壁から外に出して<strong>断熱煙突</strong>で立ち上げるという方法をとることにしていました．画像がそうした例です．
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このほうが煙突掃除が屋外でできるのでメンテナンスは楽なのですが，ただし断熱煙突が長くなるぶん費用がかかります．]]>
        <![CDATA[もうひとつ屋外の煙突が長い場合に気を付けなければならないのは，燃やし始めにコツがいるということです．煙突内部の冷えた空気が重しになって，余熱を充分に加えないと煙が出ていってくれないのです．常時燃やし続けるのなら問題ないのですが，たまに使おうとすると面倒かもしれません．
今回のTY邸では屋内で煙突を立ち上げました．このほうが煙突からの室内への放熱もあるので効率はいいといえます．今回は木の内装に黒い塗装の煙突が高い吹き抜けを立ち上がっているのが視覚的にもアクセントになりました．
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もうひとつ，薪ストーブを設置するのに留意するのが<strong>空気の取り入れ</strong>です．現在の寒冷地住宅は気密性が高く，換気も常時運転の機械換気が主流です．薪ストーブは薪を燃やすのに大量の空気が必要で，そのための外気の取り入れを考慮しないと煙が煙突から出て行かなく室内に逆流してしまうことがあります．ですから，ストーブの近くに外気取り入れのレジスターを設けることになるのですが，厳冬期はとても冷たい外気を室内に入れることになり，暖房効率の上で矛盾が生じることになります．今回TY邸で設置したDutchwest製のストーブは直接ストーブに外気を取り入れるオプションがあって画像のようにダクトで直接外気が取り入れるようになっていてその点では優れています．
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学生の頃，長野県出身の友人がいて彼のご両親が所有する北アルプスの別荘に冬季泊めてもらったことがありました．そこには薪ストーブがあって，ガラス越しに薪が燃える火が見えてとても楽しかった思い出があります．だから暖炉や薪ストーブが住宅の中にあることのよさはとてもよくわかります．そうした「ファイアープレイス」は家の中心として西洋の住宅では重要視されていたことも承知しています．ただし薪ストーブは手間暇がかかることを忘れてはいけません．設置したはいいけど，面倒で使わなくなった方も多くみうけられます．薪も多くの場合有料なのでランニングコストも問題です．何よりも薪割りが必要だったり，常時薪をくべたりする手間がかかります．その手間を楽しむことができるかどうか，じゅうぶんに考える必要があると思います．]]>
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