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浄化槽

間もなく竣工のTY邸では浄化槽が設置されました.公共の下水道がないところでくみ取りではなく水洗トイレにしようとすると,浄化槽を設置することになります.以前はトイレの汚物だけを処理する単独処理浄化槽と,それ以外の台所の排水なども一緒に処理する合併処理浄化槽の2種類がありましたが,今は法律により合併処理浄化槽に一本化されています.
浄化槽

一般住宅の場合,延べ床面積が130㎡(40坪)以下の場合,5人槽という大きさの浄化槽を設置することになり,延べ床面積が130㎡以上だと7人槽となります.ただし自治体により住宅の延べ床面積が大きくても実際に居住する人の数により設置基準が緩和される場合があります.また浄化槽の設置について補助金が出る自治体もあります.
浄化槽の原理を簡単にいうと,固形物を沈殿濾過しさらに微生物で有機物を分解し,浄化します.酸素の助けを受ける(好気性)バクテリアを活用することから浄化槽内に空気を送り込むブロアーポンプを近くに併設します.メンテナンス(維持管理)は専門の業者と契約することになります.年に3・4回,点検に来てくれます.ごくごくまれですが,居住者が服用した薬が浄化槽内のバクテリアを死滅させ浄化槽が機能しなくなることがあるようです.また,汚泥もたまったら除去しなければなりませんので,メンテナンスは必須です.
北海道の地方のように人口密度の低いところでは,公共下水道よりも各戸単独の浄化槽を設置する方が維持管理費の上でも適しています.釧路管内では鶴居村が浄化槽の設置について補助をしていますが,他の自治体も取り入れてもらいたいと思います.

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