薪ストーブ
北海道で田舎暮らしをしようという方は,薪ストーブのある家を望まれていることがままあり,私もこれまでたくさんそうした家を設計させていただきました.ただしいつもご提案するのはメインの暖房は他に確保し,薪ストーブはあくまでも補助暖房にしましょうということです.寒冷地住宅の暖房は各部屋に熱源を設置し家全体をまんべんなく暖かくするというのが,快適性の上でふさわしいので,熱源が一ヶ所になってしまう薪ストーブをメインの暖房にするというのはお薦めできません.それに朝起きたら薪が燃え尽きていて寒かったというのも避けたいところです.冷え込んだ朝に寒い中布団から起きだして,ストーブに火を入れることのつらさは私たちが子供の頃の記憶としてはありますが,現代の住宅では避けたいことだと元来北海道で生まれ育った私は思います.
薪ストーブを設置する際,迷うのが煙突です.今までは煙突掃除のしやすさを優先して,ストーブを外壁近くにレイアウトし,すぐに壁から外に出して断熱煙突で立ち上げるという方法をとることにしていました.画像がそうした例です.

このほうが煙突掃除が屋外でできるのでメンテナンスは楽なのですが,ただし断熱煙突が長くなるぶん費用がかかります.











